IDRAホームページNEWSサイトから7月に公開された情報のうち膜事業に関わる主要記事を選定し、紹介致します。詳細は、IDRAサイトご覧ください。
- NX Filtrationは、メキシコにある世界最大の中空糸ナノろ過プラントの能力を倍増させるため、再度受注を獲得しました。今回のプロジェクトは、Leon市の水道局SAPALによって発注され、同社製品のメキシコ国内販売代理店であるEcoAzurを通じて提供されます。これにより、高度な膜技術を活用した水処理能力のさらなる向上が期待されています(7月11日)。
- 東レは、サウジアラビア西部の海水淡水化施設「Shuaibah 3 IWP」に逆浸透膜(RO膜)を供給しました。この施設は、東レの現地子会社Toray Membrane Middle East LLCを通じて提供され、60万m3/日の飲料水を造水規模です。Mecca、Jeddah、Taif、Bahahなどの都市に安定した水供給を行い、人口増加と観光需要の高まりに対応しています(7月16日)。
- Lantaniaは、Mutlaq Al-Ghowairi Contracting Company(MGC)との共同事業体として、サウジアラビア水道庁(SWA)向けにジュベイル海水淡水化プラントを建設します。アラビア湾沿岸に位置するこの施設は、60万m3/日の造水規模で、Jubailへの水供給システムの能力を大幅に拡張します。プロジェクト予算は5億4400万ドル(約5億ユーロ)で、設計・供給・建設・組立・試運転に加え、海水取水・排水および関連インフラも含まれます(7月23日)。