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塩湖・地層からのリチウム回収 その2

 前回に続き、DLE動向を紹介します。

 

3. 住友金属鉱山 DLE商業化に向けチリで実証

  • 住友金属鉱山は、チリ北部の塩湖で2023年中にDLE実証を開始予定。 
  • 北九州市立大学と共同開発したマンガン系吸着剤を採用。 塩化リチウムからの回収に加え、炭酸 及び 水酸化リチウムへの誘導まで含め、2027年度までに商業規模を可能とする生産技術を確立する予定。

https://www.smm.co.jp/news/release/uploaded_files/20231114_JP.pdf

 

4. ゴールドマン・サックス DLEレポート

  • シェールガスが石油業界に大きな変革をもたらした様に、DLEもリチウム供給を大幅に増加させる可能性を秘めている。未だ課題はあるものの、数多くの技術が実証されており、2025年から2030年の間にチリやアルゼンチンで導入される可能性が高いと予測。

https://www.goldmansachs.com/intelligence/pages/gs-research/direct-lithium-extraction/report.pdf?C1f3C_proxy_auth_state=C1f3C_resume&C1f3C_proxy_auth_id=iOOjP6j09-WxYIaflNcTvM