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アジア水環境事業にベトナムでの膜処理を2件選定

環境省は7月11日、本年度の「アジア水環境改善モデル事業」について、アジア水環境ビジネス展開促進方策検討会によるヒアリング審査を行なった結果、対象事業2件を選定し公表した。2件は、主提案者が(公財)地球環境センターの「ベトナム国 高濃度含油廃液の膜処理による減量化・再利用水の普及事業」(共同提案者:ダイセン・メンブレン・システムズ(株)、大阪工業大学)、および、同じく(株)神鋼環境ソリューションの「ベトナム国染色産業における排水リサイクルによる節水」である。どちらも対象国はベトナムで、膜ろ過を利用した産業排水処理という点も共通である。

 

■問合わせ先

 環境省水・大気環境局水環境課

 https://www.env.go.jp/water/

 出典:『用水と廃水』2022年8月号、p9